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【慰謝料】 損害賠償の範囲と損害額の算定方法
Q 交通事故のとき、どのような損害を、加害者に請求できるのでしょうか?夫が交通事故で亡くなってしまいした。「慰謝料」という言葉を聞いたことがありますが、私は「慰謝料」を請求できるのですか?
損害の種類
交通事故の損害賠償は、大きく分けて、①財産的損害と②精神的損害に分かれます。そして、慰謝料は②の精神的損害に含まれます。
慰謝料とは
(1) 慰謝料
よく話に聞く、慰謝料
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【減額事由・過失相殺】 損害賠償の範囲と損害額の算定方法
Q 交通事故の損害を請求するにあたって、損害の額が減額されるのはどのようなときでしょうか?また、「過失相殺」とはどのようなときに認められるのでしょうか?
過失相殺とは?
交通事故の場合、加害者だけでなく被害者にも落ち度(過失)があります。そのような被害者の過失を損害額から相殺、つまり減額することを過失相殺といいます(民法722条)。
交通事故に遭った際、よく10:0や8:2といった言葉を
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【損益相殺】 損害賠償の範囲と損害額の算定方法
Q 交通死亡事故を起こしてしまいました。事故の被害者が生前、生命保険に入っており、死亡により生命保険金を受けたとき、その保険金は損害額から控除されますか?
損益相殺とは
損益相殺とは、交通事故の被害者が加害者から損害賠償を受ける際、同一の事故を原因に被害者が利益を受け取った場合、その利益を損害額から減額することをいいます。損益相殺が認められるのは、被害者が損害以上の利益を受けてしまい、不公平
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通院慰謝料等が増額された事例
事故の状況
駐車場で加害車両と接触した事故。相談者車両の側面(運転席側)に接触した。
ご依頼内容
相談者様はむち打ち症による痛みが残りながらも、相手方保険会社に症状固定診断を執拗に要求され、症状固定診断を医師に要請してしまいました。しかし症状固定診断後も痛みは残り、通院治療の再開を相手保険会社に伝えたところ、症状固定以降の治療費は支給できないと告げられ、不満をお持ちでした。
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入通院慰謝料が増額された事例(車対車)
事故の状況
名古屋市名東区上社ジャンクション付近において、普通自動車に乗車した相談者様が信号待ちで停車中、2トントラックに追突された事故。 相談者様は、車両が破損すると共に、頚部捻挫・腰部挫傷の怪我を負われ、約2ヶ月の通院治療を余儀なくされました。
ご依頼内容
相談者様は、負傷(人身損害)に対して保険会社が提示してきた示談案(既払いの治療費を除き慰謝料等の名目で60万780円
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物損事故の損害金の支払い方法でもめた事例(車対車)
事故の状況
名古屋市緑区の一般県道において、普通自動車に乗車した相談者様が交差点停車中、左手から侵入してきた相手方普通自動車が接触した事故。
相談者様と相手方の車両が一部破損しました。
ご依頼内容
相談者様は、相手方及び相手方任意保険会社と交渉し、相手方より10万円、保険会社から6万7214円が支払われる内容で示談が成立しました。しかし、相手方が一方的に10万円の10回分割
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入通院慰謝料が増額された事例
事故の状況
名古屋市中川区西インター料金所付近において自動車で走行中、直進中の相談者様の車両の左前部と、左手の側道から出てきた相手方の車両の右前部が接触。
相談者様は、車両が破損すると共に、右手首打撲の負傷で、約1ヶ月の通院治療を余儀なくされました。
ご依頼内容
相談者様は負傷(人身損害)に対して保険会社が提示してきた慰謝料が50,760円と低額であった為不満をお持
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