記事一覧
お問合せでよくある質問について
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当事務所でご相談を希望されている方より連絡をいただきましたら、担当事務の方でご事情を伺うこととなっております。
今回は、交通事故のご相談でよくある質問について、担当事務よりお話できる範囲で紹介、回答させていただきます。
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交通事故の相談にあたり持ってきていただきたい資料について
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交通事故を担当する事務員として、弊所にて相談を承る時にお持ちいただきたい資料について相談者の方とお話することがございます。
相談にあたって持参をお願いしている資料についてお話させていただきます。
① 相手方加入の
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労災給付と自賠責保険は両方使えるのか
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交通事故が起きた際に
「過失が事故当事者のどちらにあるか」、「賠償金がどの程度支払われるか」
など気になる点は複数あると思われます。
事故に遭った方にとって一番の関心事は、
「事故の補
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将来の介護費用は?後遺障害認定3級以下の実例と請求について解説
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不幸にも、交通事故により重篤な後遺障害が残存し、日常生活を送るうえで、介護を必要とする状態になってしまった場合、当該介護費用は損害賠償請求の対象となります。
では、どのような場合に介護費が請求でき、またどの程度の請求が可能なのでしょうか。
目次
介護費用を請求できる場合~介護の必要性~
事例紹介
高次脳機能障害(7
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交通事故調査のデジタル化
はじめに
弁護士 杉浦恵一
2020年7月30日の日本経済新聞に、東京海上日動火災保険株式会社が、ドライブレコーダー映像を使用して、遠隔地から現地調査をすることができる仕組みを開発した、という報道がありました。
ドラブレコーダーによる交通事故調査のデジタル化
具体的にどのような話かというと、事故状況の再現システムを開発し、それ
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あおり運転厳罰化(道路交通法改正)
1. はじめに
2020年6月2日、あおり運転に対する罰則を強化した改正道路交通法が衆議院本会議で可決されました。
これまで明確な定義がなかったあおり運転は、「妨害運転」と規定され、最高で5年以下の懲役が科せられることになります。
以下、あおり運転に関する道路交通法の主な改正点について、ご紹介していきます。
2. 取り締まりの対象となる運転行為
取り締
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示談交渉の重要性
1. 愛知県の交通事故事情
愛知県の交通事故件数は、全国でもトップクラスです。
愛知県は、昨年(2019年)、県内での死亡事故の件数が、17年ぶりに全国ワーストから脱しましたが、依然として、高い水準で推移しています。
(1位 千葉県:172人 2位 愛知県:156人 3位 北海道:152人)
愛知県は、自動車の保有台数が全国で最も多いことに加え、速度が出やすい広い道
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「ながらスマホ」に対する取締りが厳罰化されました
1. 社会問題となっている「ながらスマホ」
運転中の「ながらスマホ」による事故が社会問題となっています。
平成30年における携帯電話使用等による交通事故件数は、2790件で過去5年間で約1.4倍に増加し、死亡事故率は、携帯電話を使用していない場合に比べ、約2.1倍となっています。
運転中に携帯電話アプリを操作していたため、前方注視がおろそかになり、横断中の歩行者をはねて死なせ
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損益相殺について
弁護士 田村 淳
1. 損益相殺とは
損益相殺とは、損害賠償の原因となった事故と同一の原因によって利益を受けた場合に、当該利益を損害賠償額から差し引くことをいいます。
これは、簡単に言えば二重取りを防止するためのものです。
給付の性質や代位規定、調整規定の有無等から、損益相殺(又は損益相殺的な調整)の有無や損益相殺の範囲等が決められています。
損益相殺を巡っては、①損
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高次脳機能障害の後遺障害申請について
1 高次脳機能障害とは
高次脳機能障害とは、脳の高次機能である認知、行為(の計画と正しい順序での遂行)、記憶、思考、判断、言語、注意(の意図的な持続)などが、脳梗塞の内疾患や、交通事故などによる脳外傷により損傷を受け、障害された状態をいいます。
脳の障害については、器質性の障害と非器質性の障害に分けられますが、脳外傷による高次脳機能障害という場合には、器質性の障害に該当します
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