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貸していた車が事故にあってしまった事例

相談者の状況

依頼者:Aさん
相手方:Bさん

事案の概要

Aさんは、知人に車を貸していましたが、その車が駐車場内で事故に遭いました。Aさんは所有者として事故の相手方と交渉をしましたが、過失割合について折り合いがつかず、話が進まなくなりました。
Aさんは、自分一人ではそれ以上に進めることが難しいと考え、当事務所にご相談にいらっしゃいました。

解決までの道のり

駐車場内の事故の場合には、具体的な状況により過失割合が大きく変わるため、客観的な状況が不明な場合には見通しがつきにくいことが多いのですが、Aさん一人では解決が難しいということで、事故の相手方に対して訴訟を提起しました。

訴訟になると、事故の相手方がドライブレコーダーの映像を証拠として提出してきたことから、客観的な自動車の動きが明らかになりました。それを基に主張等をした結果、最終的には裁判所の和解案が提示され、Aさんに有利な過失割合で和解をすることができました。

事件解決までに要した時間

約6か月

所感

駐車場内での交通事故の場合には、具体的な自動車の位置関係や動きによって過失割合がかなり変わることがあります。
ドライブレコーダー等の映像があれば動き自体は分かる場合がありますが、どちらも動いているような場合には過失割合の判断がつきにくい場合がありますので、注意が必要でしょう。

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