通院期間が空いたものの、自賠責保険への被害者請求により治療期間が認められた事例
弁護士 杉浦恵一
事案の概要
Aさんは、歩いている途中で歩道外から進行した自動車とぶつかり、怪我を負いました。交通事故で怪我をしたことが初めてであったため、近くの病院に行きましたが、きちんと診察をしてくれませんでした。そのため、別の病院を探して通院し始めるために、しばらく時間があいてしまいました。
新しい病院に通院し、治療が終わってから損害保険会社に請求すると、損害保険会社は、最初の病院への通院と次の病院への通院の間がしばらくあいているので、最初の病院への通院期間しか損害として認めないと争ってきました。
そのようにしたらいいか分からなくなったAさんは、当事務所に相談にいらっしゃいました。
当事務所では、損害保険会社と交渉し、まず先に自賠責保険の被害者請求を行い、自賠責保険で通院期間と認められた期間は争わない旨を損害保険会社に確認しました。
その上で、自賠責保険に被害者請求をしたところ、2つ目に通院した病院での治療も交通事故と関係があると認められ、自賠責保険から支払いがされました。
その後、この結果を基に不足分を損害保険会社に請求し、損害保険会社からは2つ目に通院した病院の治療期間分も含めて、賠償がされました。
事件解決までに要した時間
約8か月
所感
交通事故では、仕事などの事情で病院への通院期間があいてしまうと、相手方の損害保険会社は、それにより治療が終わった、又は怪我が治ったと主張し、しばらくあいた期間以後の治療・通院による損害を認めない場合があります。
そのため、怪我が痛むような場合には、継続的に通院した方が無難でしょう。
このケースはご自身の状況に当てはまりましたか?より正確な見通しや賠償額を知りたい方は、無料相談をご利用ください。
当事務所の解決事例の最新記事
- 無免許・無保険の加害者と分割払いで和解し、物損の全額を回収した事例
- 追突事故の加害者が死亡していたものの、任意保険から賠償を受けて解決した事例
- 旅行先で衝突事故に遭った事例
- 過失割合を1:9に交渉成功した事例
- 赤信号で停車しているところで後ろから追突された事例
- 貸していた車が事故にあってしまった事例
- 交渉によって治療費の支払いを継続させた事例
- 保険会社が提示した額の2倍以上で和解が成立した事例
- 父親が自動車と衝突したことで意思疎通が困難になってしまった事例
- 成年後見申立の前に被害者が亡くなってしまった事例
- 保険会社に評価損を認めさせることのできた事例
- 購入したばかりのオプション品代も含めて示談が成立した事例
- 当初提示された過失割合よりも有利な割合で合意できた事例
- 保険会社基準を超える金額で和解した例
- 賠償請求するために成年後見人を申立てた事例
- 減価部分の賠償が一部認められた事例
- 親を交通事故で亡くした事例
- もらい事故で車が損傷した事例
- 赤信号で後ろから前方不注意の車に追突された事例
- 後ろから前方不注意の車に追突された事例
- 相手が任意保険に加入していなかった事例
- 加害者が外国籍の事例
- 自営業者の基礎収入を高水準で認めた事例
- 信号待ちの際後続車に追突された事例
- バイク乗車中に路上駐車車両が急に空けたドアに衝突した事例
- 主婦の家事労働分の休業損害賠償を受けられた事例
- 買って間もない車に追突された場合
- 加害者の保険会社から通院を打ち切ってほしいという連絡があった事例
- 示談の結果、保険会社に治療期間の延長に応じてもらえた事例
- 夜間に停車した車両に自転車がぶつかった事例
- 加害者が途中で行方不明になった事例
- 駐車場に停めた自動車に太い枝が落ちてきて、車両が破損した事例
- 事故の形態・類型によって一般的な過失割合となった事例
- ドライブレコーダーにより過失割合を0にできた事例
- 訴訟提起により速やかな解決に至った事例
- 通院慰謝料が増額された事例
- 入通院慰謝料が増額された事例
- 事故当時無収入であったケースで休業損害が認められた事例
- 主婦の休業損害が増額された事例
- 入通院慰謝料が増額された事例
- 通院慰謝料等が増額された事例
- 入通院慰謝料が増額された事例(車対車)
- 物損事故の損害金の支払い方法でもめた事例(車対車)
- 入通院慰謝料が増額された事例
- 20代会社員の交通死亡事故事案で、2,575万円増額した7,457万円獲得した事例
- 民事調停にて1900万円増額した7300万円で成立することができた交通死亡事故事案
- 裁判上の和解にて肩の運動障害13級相当が認められ565万円獲得した事例
- 訴訟にて、脊椎の運動障害12級12号が認められ1052万円を獲得した事例











